今日2限『都市・地域・環境を探る1』は課題レポートの発表と講評。
実際の発表では、大学の中のことを論じたレポートがたくさんあった。ペデストリアン・デッキ(ペデ)のことや、今回は学内循環バスについてのレポートも。
授業のWebサイト(http://infoshako.sk.tsukuba.ac.jp/~euare/)で公開されている過年度分のレポートを見てもそうみたい。
その中で“ペデは自転車で通りにくい”というものがすごくあったんだけど、そういうレポートにはいろいろ問題があると感じた。
たとえば、筑波のペデはクランク状とまでは言わなくても直線が不連続になっているところとかがすごく多い。
僕の住んでいる平砂学生宿舎前から所属する学類のある第2エリアまで行くだけでも、平砂共用棟・外国語センター・桐葉橋・第1エリア・中央図書館の辺りが左30°→右30°(あるいはその逆)に道が曲がっている。
実際問題、この曲がっている辺りは割と利用頻度が高い建物があるあたりなので、自転車のマナー違反の駐輪によって渋滞が起こっている。
だからここの改善のために道をまっすぐにしよう、とかっていうレポートが発表されていた。
僕も何らかの方法でこの場所を改善する必要はあるだろうな、とは思うんだけど、道をまっすぐに、とかいうのはおかしいということにすぐ気付く。
筑波大学は広大な土地に計画的に建物を配置した大学。
意図がないわけがない。
もし最初に挙げたような道が曲がっているところがまっすぐだったらどうなるか。
単調に直線に伸びることになるペデで、自転車は減速のリズムをなくし高速で通過することになってしまう。
特に桐葉橋付近・第1エリア・中央図書館はそれぞれのエリア(建設当初はコアと呼んだようだ)の中心になっている。
エリアの内部を移動する歩行者もたくさん通っている。
そこを減速することなく走り去る自転車は相当に危険なのではないか。
というわけで、エリアの北と南で出入り口が微妙に東西方向にずらされているのはエリアっていう考え方の裏表だと思う。
それによってエリア内の歩行者優先が貫かれているんだと思う。
やっぱり大学入ったばかり(しかも筑波大学はたぶんほかの大学と比べても地元の人の割合は極端に低そう)の1年生が受ける授業のレポートなら“大学”に偏るのはそりゃそうだよと思う。
授業が都市についてだったので、“都市について”ってレポートを指定してきたのはこの場合は仕方ないか。
いっそ大学を建築・デザイン等の面から見る総合科目があったら面白いのにと思う。
世界遺産学入門でも5C棟の昔の姿の話や建築的価値の話を聞いてすごく興味を持ったし。
九大伊都とか、これからも新キャンパスの建設っていうのはあるわけだし、そういったものを研究してみるのは面白いだろうし。
九大伊都は室内の色の使い方も工夫する(してる?)みたいですね。
参考:http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/showcase/centerzone01.html 下の「COLOR DESIGN PROJECT」
文化系が考えるのも多少は価値があると思うのさ。
続く……?
つくば市を対象として、都市・地域・環境の視点から、自分で問題点を発掘し解決案を示しなさい。
実際の発表では、大学の中のことを論じたレポートがたくさんあった。ペデストリアン・デッキ(ペデ)のことや、今回は学内循環バスについてのレポートも。
授業のWebサイト(http://infoshako.sk.tsukuba.ac.jp/~euare/)で公開されている過年度分のレポートを見てもそうみたい。
その中で“ペデは自転車で通りにくい”というものがすごくあったんだけど、そういうレポートにはいろいろ問題があると感じた。
たとえば、筑波のペデはクランク状とまでは言わなくても直線が不連続になっているところとかがすごく多い。
僕の住んでいる平砂学生宿舎前から所属する学類のある第2エリアまで行くだけでも、平砂共用棟・外国語センター・桐葉橋・第1エリア・中央図書館の辺りが左30°→右30°(あるいはその逆)に道が曲がっている。
実際問題、この曲がっている辺りは割と利用頻度が高い建物があるあたりなので、自転車のマナー違反の駐輪によって渋滞が起こっている。
だからここの改善のために道をまっすぐにしよう、とかっていうレポートが発表されていた。
僕も何らかの方法でこの場所を改善する必要はあるだろうな、とは思うんだけど、道をまっすぐに、とかいうのはおかしいということにすぐ気付く。
筑波大学は広大な土地に計画的に建物を配置した大学。
意図がないわけがない。
もし最初に挙げたような道が曲がっているところがまっすぐだったらどうなるか。
単調に直線に伸びることになるペデで、自転車は減速のリズムをなくし高速で通過することになってしまう。
特に桐葉橋付近・第1エリア・中央図書館はそれぞれのエリア(建設当初はコアと呼んだようだ)の中心になっている。
エリアの内部を移動する歩行者もたくさん通っている。
そこを減速することなく走り去る自転車は相当に危険なのではないか。
というわけで、エリアの北と南で出入り口が微妙に東西方向にずらされているのはエリアっていう考え方の裏表だと思う。
それによってエリア内の歩行者優先が貫かれているんだと思う。
やっぱり大学入ったばかり(しかも筑波大学はたぶんほかの大学と比べても地元の人の割合は極端に低そう)の1年生が受ける授業のレポートなら“大学”に偏るのはそりゃそうだよと思う。
授業が都市についてだったので、“都市について”ってレポートを指定してきたのはこの場合は仕方ないか。
いっそ大学を建築・デザイン等の面から見る総合科目があったら面白いのにと思う。
世界遺産学入門でも5C棟の昔の姿の話や建築的価値の話を聞いてすごく興味を持ったし。
九大伊都とか、これからも新キャンパスの建設っていうのはあるわけだし、そういったものを研究してみるのは面白いだろうし。
九大伊都は室内の色の使い方も工夫する(してる?)みたいですね。
参考:http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/showcase/centerzone01.html 下の「COLOR DESIGN PROJECT」
文化系が考えるのも多少は価値があると思うのさ。
続く……?